ダイエットが体力作りに繋がる

体力作りを徹底している看護師は、ミドル世代以降でも元気を維持できる傾向があります。体力は急に底上げできるものではなく、日々の生活習慣のなかで少しずつ養っていく必要があります。体力が低下してくると持久力も低下し、今まで難なくできたことに苦痛を感じるようになるのです。体力は体重と比例する部分が大きく、肥満体になると身体を動かすときにより大きなエネルギーを必要とするため、それが疲労につながります。体力作りと適正体重の維持はセットだと認識し、肥満体の看護師の方はダイエットから始めてください。体重が減少するにしたがって、今までと同様の業務にあたっていても疲れにくくなるでしょう。

ダイエットの方法はいろいろありますが、短期間で痩せるためには炭水化物の摂取量を減らす方法が役立ちます。ただし過度の制限をすると脳の栄養が不足し、集中力の低下につながるので注意してください。甘いものがほしいときは、食べすぎない範囲で食べるなど、無理をしないことが大切です。無理をする方法はストレスを招き、成功率を低くしてしまいます。食生活が乱れている場合も体力が低下しやすいので、バランスよく食べる意識をしましょう。人間の身体は栄養から成り立っているので、摂取する栄養がそのまま体調や体質に反映されてきます。肉を食べれば体力作りを促進できますが、動物性食品の摂りすぎは肥満の原因になります。肉を食べすぎている人は、豆類や魚の摂取量を増やしてみてください。